(全校朝会)校長の話

令和7年12月1日
今朝は、はじめに表彰を行いました。書道連盟関係の表彰と、青色申告会主催の書道の表彰、健全育成のソフトボールの表彰を行いました。文化、スポーツ、頑張っている児童がいることをみんなで共有しました。
多摩川小学校のみなさん、今日から12月ですね。12月は、調布市では「命と心の教育月間」という取組で、命と心をみんなで改めて大切にしましょうという期間になっています。多摩川小学校でテーマにしている「一人一人の命が輝き、笑顔で満たされている学校をつくる」ことと関連して、皆さんにここでちょっと質問です。自分の命が輝いている時ってどんな時ですか。少し考えてみてください。多分自分の命が輝いている時っていうのは笑顔でいられる時とか楽しいことをしている時とか、集中できている時とか、お友達と話をしていたり、また給食を食べていたりするときの自分かもしれないです。いろいろな輝き方がありますが、まずは自分の命を輝かせるということを大事にしてほしいなぁと思います。次にお友達や周りの人の命を輝かせることも、すごく大事にしてほしいと思います。お友達の命が輝いているのを邪魔したり、悲しんだりするようなことをしてはいけませんね。どうしたら、もっとお友達の命や周りの人の命を輝かせることができるのかを考えていけるといいですね。
多摩川小学校の皆さんの中で、地域の方の命を大切に考えて行動できた人がいます。地域の方から私にお手紙が届いていました。その方は、横断歩道を渡っている途中、転倒してしまったことがあったそうです。その時に多摩川小学校の児童が助けてくれ、傷のことを気遣ってくれて、救急車を呼びましょうかって声をかけてくれたり、通っている自動車を交通整理したりしながら、その方が横断歩道を渡り終わるまで支えながら連れて行ってくれたということが書かれていました。そのお礼がこのように届いていました。(いただいたお手紙を見せました。)
皆さんは周りの人の命をきちんと大切にすることができているんだなぁと思って、とっても嬉しい気持ちになりました。周りで悲しそうな顔をしていたり、困ったり悩んだりしているような顔をしているお友達や周りの人がいたりしたら、声をかけてあげて、その人の命が輝けるように助けて欲しいなと思います。また自分だけでは難しいなぁと思ったら、近くの大人や近くの先生にいつでも声をかけてください。多摩川小学校の先生方や職員の皆さんはみんな、多摩川小学校の皆さんの命がきらきらと輝いて、毎日過ごせることを願っています。だからちょっとしたことでも何でも話してもらえると嬉しいです。
さて、2学期もあと1ヵ月になりました。自分の目標が達成できるように一人一人が頑張れるといいなと思います。
