調布市立第五中学校

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全校朝礼 12月 校長講話

2024年12月9日

いのちと心の教育月間 「こころのえほん」の読み聞かせ

12月は調布市で「いのちと心の教育月間」に位置付けられています。

そこで今月の全校朝礼での校長講話は「いのちと心の教育」にちなんだ絵本の読み聞かせを行い、目に見えないこころについて考えました。読み聞かせたのは「こころのえほん」(ポプラ社、著者:なかえよしを、絵:上野紀子)という題名の絵本です。本の中の素敵な表現をいくつか紹介します。

「こころはめにはみえません。でもとてもたいせつなものです。」

「こころがからっぽのひとは、ともだちや、どうぶつ、しぜんなどをへいきでいじめることができるのです。それは、こころがからっぽなので、いじめられるもののこころがわからないのです。」

「こころはみえなくても、ときどきかたちになることがあります。おかあさんがあなたのためにつくってくれるおべんとうやおようふく、それはおかあさんのこころがかたちになったものなのです。」などなど、はっとするような素敵な言葉であふれていました。

こころは目には見えなくても、とっても大切なものだと気付かされる、とても良い絵本でした。生徒たちは校長先生の読み聞かせに静かに耳を傾けていました。

絵本を読み終えると、「星の王子様」の名言、「かんじんなことは、目に見えないんだよ」という言葉も紹介し、「自分のこころも、他人のこころも大切にしてほしいと思います。」と話を締めくくりました。