2学期始業式校長講話
2024年9月2日
テーマは「与えること」
2学期最初のお話ということで、「今朝起きた子機どんな気持ちだった?」という質問から始まりました。
生徒たちは近くの人と意見交換をして互いの気持ちを確認し合いました。夏休み明けということで、「あ~、また学校が始まっちゃうのか。」「ずっと夏休みだったらいいのに...。」「宿題終わってない。やばい。」という不安な気持ちや、「友達と会えるのは楽しみだな。」「修学旅行楽しみだな。」「勉強頑張ろう!」など前向きな気持ちなどさまざまだったと思います。
生徒たちがお互いの気持ちを伝えあった後、校長先生はオリンピックのレスリング選手や元プロボクサーの言葉を紹介し、けっして「結果だけに価値があるわけではない」のではないか?そもそも人間の価値とは?という問いを投げかけました。
その答えとして、今度は「人間の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる。」というアインシュタインの言葉を紹介します。
「目標達成」や「何かを得る」ことは難しいこともある。しかし、与えることはできるのではないか?新学期はだれにとっても不安ではあるけれども、それは何か良い結果を求めたり、何かを得ようとしたりしているからではないだろうか?それよりも、自分にできることを誰かに与えることから始めませんか?
今日から2学期ですが、まずは自分のできることから、できる範囲で始めて行きましょう。友達や、クラスのために、自分が「与える」ことができること。そして、自分が自分のために「与える」ことを無理せず探していきましょう。
というお話でした。