調布市立第五中学校

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7月19日1学期の終業式での校長講話の様子

2024年7月19日

校長講話のテーマは「結果よりも大切なこと」です。

  「勉強や練習をしたのに結果がでなかったことはありませんか?」という質問に関して周りの生徒と話し合ってみようという活動で始まりました。

  その後は、4人のスポーツ選手の言葉を紹介しました。

イチロー選手「自分の力を出した上で自分よりも上がいたら、それはどうしようもないこと。それよりも大切なことは、『自分の力を出したかどうか、そのための準備をしたかどうか』」

ダルビッシュ有選手「試合の結果は、自分ではコントロールできない。自分でコントロールできる準備については、100%やっていきます。」

大谷翔平選手「成功するとか失敗するとか僕には関係ない。それをやってみる事の方が大事。」

中田英寿選手「結果はどうなるか分からない。自分のベストを尽くすだけ。」

  どの選手も日本人なら誰もが知っている世界的にも成功した選手たちですが、彼らの言葉に共通するのは、「大切なのは、結果よりもその過程(準備段階で)ベストを尽くすこと」だということです。

  校長先生よりまとめとして、「結果にこだわるよりも、その過程(プロセス)に集中すること、自分の力を出したかどうか、そのための準備をしたかどうかが大切であり、その部分は自分でコントロールすることができます。全体として1学期は本当によく頑張りました。新しいクラスでのスタート、日々の授業、体育大会、期末テスト、生徒会活動、部活動など、結果が求められる場面もたくさんありましたが、ここまで集団としていい雰囲気でよく成長しています。これまでの「プロセス」を誇りに思ってほしいと思います。夏休みを迎えるにあたって、2学期への大事な準備期間(プロセスを大切にできる期間)に自分でコントロール可能なことはたくさんあります。「いい準備」をして2学期また会いましょう。」というお話がありました。