全校朝礼(5月の校長講話)
2024年5月7日
今月の校長講話のテーマは「尊いこと」です。
まず、間近に迫った体育大会に向けて何を目指すかを考え、近くの生徒同士で意見を交換しました。優勝する、リレーや大繩で勝つ、仲間と協力する、クラスの団結、などいろいろな意見が出ました。次に、体育が好きな人、嫌いな人、得意な人、苦手な人と、様々な720人もの生徒がいる中で、全員ができることは何かを考えました。それは、ひとりひとりが自分の「ベストを尽くす」ことです。そして、日本が生んだ世界的な元サッカー日本代表選手である中田英寿さんの言葉を紹介しました。「これをやればできる、というものはない。自分の『ベスト』を尽くすだけ。後はもうなるようにしかならない。」校長先生が生徒たちに体育大会で心掛けてほしいこと、それは①ベストを尽くすこと、②ベストを尽くした人を称賛すること、③互いに思いやりの心を持ち、リスペクトすることの3つです。体育・スポーツには「勝つこと」よりもずっと大切な「尊いこと」があるというメッセージでした。体育大会ではみんながこの言葉を胸に、それぞれのベストを尽くし、最高の思い出を作れるといいですね。