迅速な対応をめざして

2022年6月2日

原因を確認し、対策を練る

学校は、子どもたちにとって安全で楽しい場所でなくてはなりません。先日、残念なことに校庭の犬走（校舎側のアスファルトの部分）でけがをしてしまった子どもがいました。校舎に向かって走り、犬走の段差が目に入らなかったことが原因です。幸いにも大事には至らなかったのですが、再発防止に向けての取組が必要です。

生活指導主任に報告し、教職員で情報の共有をした後、各学級で安全指導が行われました。「みなさん、犬走のところでは走らないように注意しましょう。」「走っている友達がいたら、注意してあげましょう。」自分を守るためには、大切な指導です。しかし、けがをしようとしてけがをする人はいません。さらに必要なことは、けがをしないようにする環境の整備です。けがをした現場を見に行き、どうすれば少しでも再発を防げるか、そうだ、段差のところを目立つように色を付ければ、段差を見落とすことは減るかもしれない。養護教諭の迅速な判断で、早速用務主事が段差にペンキを塗りました。環境を整備し子どもたちの安全を守ることは、私たち大人の役割です。自分の身は自分で守ることと、環境を整備することを同時に指導・支援していきたいです。